Webサイトの制作やブログページを作る際に用いられる、CMSの代表格ともいわれているWordPress。WordPressは使い勝手がよく、さまざまな機能がありますが、セキュリティ対策をしていないと危険にさらされてしまうことをご存知でしょうか?
ここでは、WordPressのセキュリティ対策に焦点を当て、解説をしていきます。
●WordPressでやっておくべきセキュリティ対策とは?
WordPressのセキュリティ対策には、いくつかの方法があります。代表的なものを中心に紹介をしていきます。
*WordPress本体やプラグインを更新する
最も重要なこととして、WordPress本体やプラグインを更新することです。アップデートによって、セキュリティ上に関する脆弱性を補強する役割があります。定期的にアップデート可能かチェックしておきましょう。
*2段階認証を導入する
2段階認証の導入により、不正ログインの防止につながります。2段階認証を設定することで、攻撃してくる人も認証コードの解析はほぼ不可能であるため、セキュリティ対策としては大変有効です。
*パスワードを強固なものに設定する
パスワードは短ければログインしやすいですが、英字や数字、小文字や記号を組み合わせた複雑なパスワードに設定することで、不正ログインがされにくくなります。固有名詞を意味するパスワードではなく、ランダムな配列のパスワードの方がより効果的です。
*ログイン試行回数を制限する
2段階認証と合わせて設定したいのが、ログイン試行回数制限です。ログインの入力で一定回数間違えたら、しばらくの間ログインできなくすることができます。2段階認証と組み合わせれば、不正ログインはほぼ100%防げるといわれています。
*統合型セキュリティ対策プラグインを導入する
セキュリティ対策プラグインの導入も有効です。WordPressのセキュリティ対策を行ううえで、さまざまな統合型のセキュリティ対策プランが存在しており、中にはプラグイン同士で機能が重複してしまうこともあるため、設定はやや複雑です。
ここまで紹介したセキュリティ対策を実践したうえで、余力があれば導入を検討してみましょう。
●まとめ
WordPressのセキュリティ対策についてここまで解説してきました。ここで紹介した方法は、シンプルかつ設定も簡単なものばかりです。WordPressを利用していて、まだセキュリティ対策をしていなかったという方は、是非ここで紹介した基本的なセキュリティ対策を実践し、自身が運営するWebサイトやブログサイトなどを自らの手で守っていきましょう。