IT業界って言葉をよく聞くけど、具体的に知りたいと思っていませんか。何気なく使っている言葉ですが、 基本的な内容を理解していない人も多くいます。
今回は上記の悩みを解決するために、IT業界の基本について分かりやすくまとめました。本記事を参考にして、IT業界の基礎について理解を深めましょう。
IT業界とは?
IT業界とは、コンピューターやデータ通信に関する情報技術を総称した言葉です。大きな意味なので理解しづらいと感じるかもしれません。具体例を挙げると、下記のようなものがあります。
- インターネット上で求めているものを手軽に購入できるサービス
- インターネット上で注文し家まで届けてくれるサービス
- プレステ12スマホでエアコンの切り替えができるサービス
- ネット上でファイルの共有やファイルの送受信ができるサービス
- 会社や従業員の給与計算を自動で行なってくれるサービス
などです。
現在の生活は、IT業界の発展無しにありえません。各種サービスがオンライン化となっていて、急成長を遂げる企業も多くあります。今後ますます発展していく業界と言えるでしょう。
IT業界の分類
IT業界の分類として、
- ビジネスモデル
- 企業業態
- 事業分野
があります。
ビジネスモデル
IT業界の分類というのは、誰に対してサービスを提供するかと同じ意味です。具体的には、 BtoB企業とBtoC企業があります。詳しくは下記の表をご覧ください 。
ビジネスモデル名 | 概要 |
BtoB企業 | 企業向けサービスを展開するIT企業 |
BtoC企業 | 個人(消費者)向けにサービスを展開するIT企業 |
企業業態
ITの企業業態として、大きく分けると事業会社とベンダーに分かれます。
企業形態 | 概要 |
事業会社 | 自社開発を行った製品やサービスを提供する中で、利益を上げる。 |
ベンダー | 自社開発と異なるコンピュータシステム、ソフトウェア、ハードウェアを販売して利益を追求する。 |
はっきりと事業会社とベンダーが別れるのではありません。両方の側面を有している企業も多数存在しているからです。具体的には、富士通やNECは、自社開発のパソコン販売と、他社のシステム構築の依頼を同時に請け負っています。
事業分野
事業分野の分類は、どんなサービスや製品を提供するのかが、分類の分かれ目です。具体的なサービス名として、
- WEBサービス
- SIer(情報処理)
- パッケージ/プラットフォーム
- ハードウェア
上記の4つがあります。
事業分野の分類 | 具体的なサービス内容 |
WEBサービス | インターネット上のWebブラウザやアプリからサービスを提供する |
SIer(情報処理) | 企業や行政から依頼を受けて、要望実現のためのシステム開発を行う |
パッケージ/プラットフォーム | PCのOSをはじめとしたソフトウェア開発、販売 |
ハードウェア | PCやスマートフォンなど、有形の機器や装置の開発、販売 |
ただ、事業分野においても明確に分けられるわけではありません。1つの分野だけではなく、何種類かを兼業している企業が多いからです。
具体例として、Apple社はWebサービスとしてiTunes、プラットフォームとしてiOS、ハードウェアではiPhoneやMacなどを提供しています。
まとめ
今回は、IT業界について徹底解説しました。普段何気なく使用しているサービスも、IT業界に含まれている結果に、驚いた部分もあったのではないでしょうか。
基本的な内容ではありますが、基礎から理解することで、深く知ることができる側面もあります。本記事を通して理解の一助となれば、とても嬉しいです。