IT業界の転職や就職に有利な資格【6選】おすすめを厳選して紹介! 

IT業界の転職や就職で、有利な資格について知りたいと思っていませんか?IT業界は実力主義のイメージがありますが、就職や転職に関してはスキルを持っておくに越した事はありません。

今回はIT業界を志望している人向けに、おすすめする資格についてまとめました。本記事を参考にして理想の業界へ転職しましょう。

IT全般・マネジメント系のITエンジニアにおすすめする資格

IT全般・マネジメント系のITエンジニアにおすすめする資格として、

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

があります。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は最も基礎的なレベルとなっており、情報戦略やシステム開発などの広い基礎知識を問う試験です。

合格率は25.7%で、そこまでの難易度はありません。記述はマークシート方式で、午後からの試験はC言語やJava、Python、アセンブラ言語、表計算ソフトからいずれかを選択し、プログラミングの問題を解く形式です。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、上記の基本情報技術者より1ランク上のITエンジニアとしてのスキルを証明できる国家試験です。システム開発における応用的技術だけではなく、予算や工程、品質の管理、経営戦略、情報戦略での差異の分析、提案書を作成するスキルなども問われます。試験の難易度は高く、合格率としては22.3%となります。

インフラ全般のITエンジニアにおすすめする資格

インフラ全般のITエンジニアにおすすめする資格として、

  • シスコ技術者認定
  • ネットワークスペシャリスト試験

があります。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、シスコシステムズ製品での具体的な操作方法、ネットワーク技術の専門的な知識などが問われる試験です。難易度は5段階で区分されていますが、初心者はアソシエイトレベルのCCNAが、取得しやすくおすすめです。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークシステムの構築や維持での、主導者としての知識やスキルなどを証明できる試験です。ネットワークシステムの企画、要件定義、開発に限らず、運用や保守まで下位者の指導をできるスキルが問われます。

セキュリティ系のITエンジニアにおすすめする資格

セキュリティ系のITエンジニアにおすすめする資格として、

  • 情報処理安全確保支援士試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験

があります。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、サイバーセキュリティにおける専門知識を活用して、安全なシステムの企画や設計、開発、運用の支援ができるスキルが問われる試験です。高度な専門性が必要とされており、合格率は19.1%となります。経営層の支援を想定している試験内容なため、セキュリティコンサルタント志向の方向けの資格試験です。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントでの計画や運用、評価、改善、セキュリティ対策などの基礎知識が問われる試験です。関連法規やネットワーク、システム監査、経営管理などの知識が問われる試験で、セキュリティエンジニアでの幅広いスキルが証明できます。

まとめ

今回はIT業界へ転職や就職する時に、おすすめの資格について解説しました。IT業界が初めての人は、新たに挑戦するのが不安に感じる部分も多くあります。しかし、取得できる資格を取っておくと自信にも繋がりおすすめです。本記事を参考に希望する業界へ向けて、転職や就職活動を進めましょう。